海外在住者が友達をつくる方法:おすすめの戦略とアプリ
海外への移住は、人生で一度きりの大冒険のはずでした。実際そのとおりです。ある日曜の午後、目新しさが薄れ、時差のせいで母国のグループチャットも静まり返り、そういえば何日もまともに会話をしていないと気づくまでは。
これが、海外在住者ならではの友情のパラドックスです。自分で選んだ場所で、かつてないほど多くの人に囲まれているのに、それでも深く孤独を感じてしまう。ここでは、なぜそれが起きるのかに加え、新生活の高揚感が過ぎたあとも続く友情を育てるための、オフラインとオンラインの現実的な戦略を組み合わせて紹介します。
海外在住者の友情のパラドックス
友情は、いくつかの条件から育ちやすいものです。物理的な近さ、計画していない偶然の接触のくり返し、そして警戒を解けるくらいリラックスできる場。海外在住者は、たいてい「近さ」はあっても、それ以外を失います。共有してきた歴史はなく、言葉が壁になることもあり、まわりの誰もがすでに自分の輪を持っている。その結果、感じのいい知り合いはたくさんできても、真夜中に電話できる相手はごくわずか、という状態になりがちです。
表面的な集まりがなかなか続かない理由
海外在住者向けの交流会や「新しく来た人」向けのイベントは、最初のきっかけとしては素晴らしいもの。けれど、そこで交わされるのは同じ世間話のくり返しです。出身はどこ、こちらに来てどのくらい、お仕事は何を。それは入り口であって、友情そのものではありません。うまくいく人は、イベントを候補を見つける場としてとらえ、そのあと地道に連絡を取り、接触をくり返す作業をこなしています。
効果のあるオフラインの戦略
- 一度きりより、くり返しを選ぶ。週1回の習い事やランニングクラブ、リーグ戦は、一度きりのパーティーに勝ります。顔を友達に変えるのは、くり返しです。
- ボランティアをする。定期的なリズムで共通の目的を持つことは、友情の確かなレシピ。しかも、海外在住者だけの世界ではなく、地域コミュニティに根を下ろすことにもつながります。
- 言語交換をする。会う理由がもとから用意されていて、お互いに弱さを見せ合え、その土地ならではの視点も得られます。
- 自分から声をかける人になる。みんな、誘われるのを待っています。「木曜にコーヒーでもどう?」と送る側になれば、予定が尽きることはありません。
時差を越えるオンラインの戦略
オンラインのツールは、海外在住者にとっていちばん難しい二つの問題を解いてくれます。本当に新しい友達を求めている人を見つけること、そして予定や時差がかみ合わないときにもつながり続けること。コツは、非同期で使えるアプリを選ぶこと。そうすれば、友情が「同じ時間に二人とも空いていること」に左右されずに済みます。
海外在住者におすすめのアプリ
Bubblic:時差を越えて生き残る友情
Bubblic はボイスメッセージを軸に作られていて、海外在住者の最大の悩みである「予定合わせ」をそっと解決してくれます。あなたは自分の都合のいいときに思ったことを録音し、友達は自分の都合のいいときにそれを聴いて返信する。声を聴くことは、テキストにはできないやり方で関係をあたたかく保ってくれます。世界中とマッチできるので、いくつもの時差を越えて、新しい友情を育てつつ、古い友情も生かし続けられます。
Slowly:世界中のペンパル
Slowly
興味をもとに世界中の人とつながり、手紙をやりとりします。海外生活の、じっくり振り返る遠距離の側面にぴったりです。
Meetup:自分の定例の活動を見つける
Meetup
オンラインでの「やってみたい」を、オフラインのくり返しに変えるいちばんの方法。週1回集まるグループを探し、評価を下す前にまず3回は顔を出すと決めましょう。
InterNations:定評のある海外在住者ネットワーク
外国から来た人のためのイベントやグループに特化しています。着いたばかりの、最初のつながりの波をつくるのに心強い存在です。
最後に
海外で孤独を感じるのは、移住が間違いだったということではありません。それは、新しい根が育つ前に古い根を離れたことの、ごくありふれた代償です。イベントやアプリは候補を見つける手段ととらえ、そこからは定期的な活動を頼りに、見込みのある相手を本物の友情へと育てていきましょう。Bubblic のようなボイス中心のツールは、遠く離れていてもその関係をあたたかく保つのを助けてくれます。友情はちゃんとやってきます。ただ、くり返しと、ほんの少しの辛抱が必要なだけです。